市長と市議会議員の違い

11月13日(日)に投票日を控えている北杜市。
昔はごく一部の人にしか認められていなかった投票権が、
今や18歳以上なら基本的には誰でも投票に行く事が出来る日本
本当に有り難い事です。
諸説ありますが、民意をしっかりと反映出来るのであれば、
しっかりと意思表示をしましょう。
因みに、今の仕組みでは投票に行かない!
という行為は選挙に対して"棄権"した、とは見なされず"黙認"した、
と見なされてしまいます。
・・・まあ、それはさておき。

もうご存知の方も沢山いると思うので、
わざわざ書かなくても良いのかも知れませんが、まあ復習という事で。
そもそも「市長」と「市議会議員」って一体何が違うのでしょう?

市長って市議会議員の代表者なんでしょ?
と、思う人も結構いるのではないでしょうか?
格言う僕もその一人でした。
・・・でも、違うんです!!!

会社に例えて言うと、
市長」は市役所の社長です。
職員」は会社員。
市議会議員」は市役所という"会社"をしっかり監視する株主。
まあ、こんなイメージです。






「市長」と「市議会議員」は共に市民の代表者です。
そのどちらの代表者も市民が直接選挙によって選ぶ事を「二元代表制」と言います。
因みに、国会の場合は「一元代表制」と言って、国会議員のみを選挙で選びます。
そして、選ばれた国会議員が代表者である内閣総理大臣を選ぶ訳です。
確かに国民が直接総理大臣を選挙で選ぶ訳ではありませんね。

何故国と地方で選出方法が違うのか、という事は正直に言って良く分からないのです。
ごめんなさい。
でも、「二元代表制」のメリット、デメリットについて触れておこうと思います。

【メリット】
市民が直接、市長を選べる
これはとても大きい事だと思います。

市長が大胆な政策を打ち出しやすい
国会の場合、一番議員の多い政党から総理大臣が選ばれます。
今の内閣総理大臣が果たして国民が望んだ方なのか
・・・まあ今はその話は置いておきましょう 笑
故に政策を打ち出すにしても、あくまでも政党の方針に沿ったものになってしまいます。その点、地方議会の場合はそういった柵がない(まあ色々な柵は当然あるのですが)ので
大胆な政策が打ち出しやすいのかな、と感じます。

【デメリット】
市長の政策が全く実行出来なくなる可能性がある
国会のように政党から代表者を選出する訳ではないので、
市議会議員の意向と違う政策だと否決される可能性もあり、
そうなると政策が実行出来なくなる恐れもあります。


他にも色々なメリット、デメリットがあると思います。
ざざっと調べたので詳しく書けず、申し訳ないです。
寧ろ、詳しい方がいらしたら是非教えて下さい。
もっと、勉強します、はい。


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