3月定例議会の報告(物凄く遅くなってしまいました!) その1

ブログの更新が物凄く遅れてしまいました。。。

理由は幾つかあるのですが、その一つ。
私事ではありますが、3月20日の春分に合わせて
パートナーの昌美と入籍をしましたー!!!!
YYEEEEESSSSSSSSS!!!!!!!!!

選挙期間も含め、日々の暮らしの中でも強力にサポートをしてくれている最愛のパートナーです。これからも二人三脚で歩んでいきたいと思っています。

・・・と、自分の報告はこれくらいにしておいて。



本題。
3月18日に第一回の定例議会が終わりました!!
今回の定例議会での一番大きな議案は、来年度の予算についてです。
僕は今回、市役所側が提案してきた予算案に賛成をしました。

その理由としては、以下の通りです。
(長文です)

来年度予算案について、全体として大きく見ると反対という内容ではありませんでした。
でも、いくつか気になる点はありました。

今回、渡辺新市長に変わり初めての予算ということで、
何か思い切った特色のある予算になっているのか期待をしていました。

確かに、新たに新設されるほくとっこ元気課など、
今までとは違う新たな取り組みも予算には反映されていましたが、
個人的には、もっと思いきった政策を打ち出しても良いのかな、という印象を受けました。
事業内容を見てみると今年度と比較しても取り立てて特徴的なものがなく、
予算も大胆なものではなく無難なものになっているように感じます。

どうも、根っこには
「行政の無謬性(むびゅうせい)」
という概念があるようです。

なんじゃそりゃ?
と思う方がいるかもしれないので解説します。

「謬」とは「間違い」という意味です。
つまり、「間違いがない」ということ。
どうも、色々と調べてみると、日本には「行政は間違いを起こさない」というなんとも不可思議な現象が起こっているらしいです。

詳しくは都議会議員の方がブログに記載されています。

北杜市にも全てとは言いませんが、そういう側面もあるのかな、と感じることも確かにあります。

人間は完璧な存在ではありません。
そんな人間が行なう事業なのですから100%成功する保証はどこにもありません。
ただ、それを失敗と認めずにあたかも成功したように見せかけることが問題だと感じます。そうではなくて、仮に失敗や効果が上がらないのであればそれを素直に認め、
その上で教訓を生かしてより良い物を作り上げていくことが大事だと思います。

失敗を恐れ、特色もないありきたりな政策の積み重ねでは、結果として地域は衰退していくように思います。
と、いうよりもそうした事態は少なからず北杜でも既に起こってきています。
そのような現状はしっかりと認識しておく必要があると思います。

また、合併特例債の段階的縮減(町や村が合併すると、国からお金を貰うことができます。でも、一定の期間を過ぎると段々とその金額が減ってくるのです)と、少子高齢化によっておこる人口減少は、北杜市の財政を脅かす要因になっていることは確かです。
でも、だからといって住民サービスの低下を招くような節減は
するべきでないと僕は考えています。
必要のないところは徹底的に絞り、住民にとって必要なものには思い切って資金を投入する。

この間の報道にもあったように、山梨県は移住したいランキングで1位に返り咲き、
中でも北杜市への移住を希望する人が現在のところ後を絶ちません。
それだけ注目を集めている土地であるのならば、
他の自治体と横並びでない、突出したオリジナリティー溢れる事業を
どんどん実行するべきであると考えます。
それが北杜の魅力を更にアップしていくことにも繋がります。

そして、僕が何よりも大切だなと感じることは
住民の方々も、そうした行政のアクションを厳しくも温かい目で見守り、見放すのではなくて寄り添っていく。
そんな姿勢が必要なんじゃないか、という気がしています。

失敗を恐れず、大胆でありながら実現可能、そして独創的でチャレンジ精神溢れる予算へと今後変化していくことを期待します。
そして、住民の方々の意見も積極的に取り入れる環境を作り、本当の意味で官民が一体となった地域づくりをしていって頂きたいと願っています。

そうしたことから、僕は来年度一般会計予算について賛成をしました。

なんだか偉そうなことばかり言っている割には、僕自身まだまだ勉強不足でしっかりと提言しきれないことも多いのも事実としてあります。
今後、活動をしていく中でしっかりと学び、2018年度予算の際にはより一層チェックをしていきたいです。


ちょっと堅苦しい文章で読みづらいですかね、ごめんなさい!

続く。

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