前代未聞の出来事が起こった、定例議会が閉会しました。

マルハナバチをお庭に呼んでおくれ、との想いでホタルブクロの花を眺めています。



平成30年度第2回北杜市議会定例会が終わりました。

最終日の13時15分から藤原尚氏の議員資格有無に対しての審議が始まりました。
詳しい内容は池田さんがブログで書いています。

いくつものターニングポイントとなる場面があり、その都度議会は紛糾し、結果的には
18時くらいから夜中の0時まで会議は再開されることなく流会
という形で今回の定例議会は閉会となりました。
(流会とは、議会最終日の午前0時を過ぎても会議が再開されず、そのまま会期が終了になることです。
審議途中や審議をしなかった案件は、そのまま審議されず廃案となります)

流会となったこと、発言を繰り返した傍聴者に対してだけでなく、
発言もせず静かに聞いていた傍聴者全員に退場を命じたこと、マスコミの撮影も禁じたこと、
これは議長の暴挙だと僕は思っています。

加えて、18時までの約6時間、議場に傍聴者が待ち続けているのにも関わらず会議の再開をしなかったこと。
流会になるまで議場へ戻ってこなかったこと。
更に、最後まで待ち続けた傍聴者に対して何の説明もしなかったことは、
ルール違反というわけではありませんが、市民の代表として市政を担い、
市民の方々の税金を頂きながら活動をさせて頂いている立場として
責任を果たしていないのではないかと思います。

こうした前代未聞の出来事が起きた中で、市民の方々の粘り強く、
そして諦めない姿勢に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、前回のブログにも書きましたが、北杜市議会ウオッチングねっとわーくという
市民グループのお手紙の他、市政に対してアクションを起こしてくれたこと、本当に心強く感じています。


今回の議会での動きは、新聞やテレビでも大きく取り上げられています。

NHKのニュース(期間限定のでの配信のようです)


           
毎日新聞の記事(平成30年6月29日)

facebookでは多くの方が今回の出来事に対して強い憤りの意思を示した投稿をしています。

僕は今でも藤原尚氏が北杜市議会議員としての資格を有しない
という考えに変わりはありません。
ですが、特別委員会の中では資格あり、という結論が出され、
本会議でももしかしたら「資格あり」という議員の賛成多数で結論が出たのかもしれません。
こうした流れに対して、市民の方々のアクションがあったお陰で結論を出さずにリセットされる結論へと繋がったのだと強く感じています。
「リセット」ということは、もう一度審議をする可能性が残されているということです。

このような市民の方々のアクションが心強く感じたのは初めてです。
市民一人ひとりがアクションを起こすことで、社会は大きく変革していくことを実感しました。
議員として、これからも信念を貫いて自分の思い描く未来に向けてアクションをしていこう、
という強い決意を新たにしました。

本当に有り難うございました。
これからも共にアクションしていきましょう!!

コメント

  1. ありがとうございました。お疲れ様でした。
    チャレンジ、アクション。議会・行政・市民への働きかけ。こんなことも視野に入れてさらにご発展を!。

    【 私の考え 】
    最近このような「居住実態」の有無の問題で議員資格を失うひとがふえていますね。
    今回の事案の場合、"公職選挙法に基づく行政措置"も視野に入れて取り組まれると、議員活動に厚みが出ると思います。

    なぜなら、
    ①本人が自分の"fbページの自己紹介"で「韮崎在住」を現時点で訂正していない。
    ②公職選挙法では住民票の有無や市税の納付とともに"居住実態"を重視している。(「住所がある」とは、 住民登録しているだけではなく、客観的な居住実態があることが必要=総務省も同意=新座市の立川議員の欠格認定時)
    ③同じく公職選挙法は、選挙に関するすべての権限が選挙管理委員長に委ねられていること(専決条項)を明文化しており、その一項に「選挙又は当選若しくは投票の効力に関する異議を決定すること。」を掲げています。
    このことから、選挙管理委員会に「藤原氏の立候補届けの受理ならびに当選確定が誤りであった確認」を求める申し入れが良いのではないかと感じています。
    「選挙長が異議を認めなければ、司法の場へ」でいいんじゃない。議員と市民の距離感が詰まると思います。
    細かくは調べてませんが、最近このパターンが多いと思います。

    返信削除
    返信
    1. コメント頂き有り難うございます!
      どうしても作戦を練る仲間は限られているので、新たな視点でのご意見はとても有り難いです。
      今後、どのようにアプローチしていくか、も含めてまた仲間と共に考え、そしてアクションしていきます。
      今回の件が明るみになり、また新たなステージへと進んでいくように感じます。
      市民と共に粘り強く活動をしていきます。
      本当に有り難うございました!

      削除

コメントを投稿