尾道はブチ良いところじゃけえ 前編

先日、4年振りに広島県尾道市へ行ってきました。
一泊二日、片道700kmの超弾丸ツアー。
with僕の心の友ほしたくみさんと、その娘そら&いろのを連れて。

今回は、とある目的があって尾道に行ってきました。
それは、
空き家対策の情報収集!
そして、
ちょびっと政治のお話をすること!
どぇす。

前回のブログで高知県四万十町議会議員に立候補し、
見事当選した村井まなちゃんから連絡が来たのとほぼ時を同じくして、
尾道の友達からも連絡が入りました。
4月の統一地方選に向けて、政治のお話をしてくれないか、との相談でした。
こうやって声をかけてくれるのはとても嬉しいし貴重なことなので
是非話をさせて欲しい、ということで空いているスケジュールを鑑みて弾丸ツアーを組むことにしました。
また、せっかくなので空き家対策の先進事例として有名なNPOの活動のヒアリングもすることにしました。

それにしても、
そもそもなんで尾道やねん?
って思われる人もいるかもしれないので、話が少し長くなるかもしれないですが説明しますね。

実は、僕は以前尾道への移住を真剣に考えていました。
北杜市に移住したのが2012年。
移住してからの約2年間は白州にあるぴたらファームという有機農家のスタッフとして
日々を過ごしていました。
その後、パートナーの昌美と自分たちでも農のある暮らしを作っていきたい
という想いが芽生え、一旦は北杜市を離れることにしました。
そして、移住地を探す旅に出た際、尾道に出逢うこととなります。

あなごのねどこ、というゲストハウスで宿泊したのですが、
そこからの人の繋がるスピードが尋常ではありませんでした。
困っていたらアイツを紹介するよ、とかまあ家でご飯食べていきなよ、
とか家に泊まっていきなよ!とか。。。
困っていたり助けを求める人に対して積極的にサポートしてくれる人の温かさ。
素敵な場所やお店も多い尾道ですが、そこに住む人の優しさが一番の魅力に感じました。
あまりの居心地の良さに、そのまま移住しちゃおうかしらん、と思ったほどです 笑

結果、尾道に移住をすることなく北杜市への"再"移住を選択して今に至るわけですが、
尾道で生まれた繋がりは4年が経った今でも続いています。
僕にとって尾道はもう一つの故郷です。

4年前はヒッチハイクや電車を使いのんびりと尾道へ行ったのですが、
今回は弾丸ツアーの為に初めて高速道路を使って向かいました。
片道700km、8時間の移動は中々堪えました(^^;
でも、道中に瀬戸内海が見えたときは、くわあ〜なっつかしいわあ!!!
と、胸が高鳴り目頭が熱くなりました。



久方振りの尾道はアーケード街のお店も増え、以前よりも活気付いているように思えました。
尾道周辺には大型のショッピングセンターなどはありません。
買い物は地元の商店で済ます、という文化が今も根付いているようです。
うーん、素晴らしい。

限られた時間の中で、少しでも濃い時間を過ごしたいという貧乏性の私、駆け足で思い出をなぞってきました 笑

尾道といったら、れいこう堂!!!

さて、遊んでばかりもいられないので、まずは空き家対策の情報収集をおこなうため、
NPO法人空き家再生プロジェクト(以下 空きP)の代表 豊田雅子さんに話を伺ってきました。

ENZAニュースレターvol.5にも掲載したのですが、尾道でも数多くの空き家があります。
その空き家を活用して地域を盛り上げている空きPは、
偶然にも僕が尾道に来て最初に泊まったゲストハウス あなごのねどこの改修工事を手掛けています。
雅子さんは尾道出身で、仕事の関係で世界を見る機会があり、外から見て尾道の良さに気付き、
増え続ける空き家をなんとか有効活用出来ないか、という想いでNPOを立ち上げて精力的に活動をしています。
いやあ、ほんとパワフルな方だなあ。。。

雅子さんのことや空きPの活動が詳しく掲載された漫画が販売されています。
もし尾道に行く用事のある方は(ない方も是非!)必読ですよ!


北杜市でも空き家は年々増え続け、早急な対策が急がれます。
行政に対してのアプローチも必要かと思いますが、
仲間と共に何かアイディアを絞って何か対策が出来ないか模索中です。
こちらの動きがもう少し具体的になった際は、またブログで書こうと思っています。

雅子さん、どーも有り難うございました!!!

後編に、続く。

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