藤原尚議員の資格審査特別委員会が終了!?

長文のため、読むのに時間がかかると思いますが、とても大切な案件なので是非お読みください。

昨日は、第5回目の藤原尚さんに対する資格審査特別委員会でした。
資格審査とは?
https://enza100000.blogspot.com/2018/03/301.html

委員会のメンバーは以下の通りです。

齊藤功文さん(委員長)
内田俊彦さん(副委員長)
加藤紀雄さん
原堅志さん
相吉正一さん
清水進さん
千野秀一さん
秋山俊和さん
合計8

僕は委員ではないので傍聴での参加です。

「藤原尚議員は北杜市(増富)に住んでいないんじゃないか?」という市民の声があったことから、
居住実態を調査するために特別委員会が設置され、議員の資格があるか否かの審査がおこなわれてきました。
法律では住民票があるだけでなく、そこ(立候補した地域)に住んでいる実態がなければ議員としての資格はない
というルールがあります。

今までの委員会で、居住実態を示すとされるいくつもの資料の提出がありました。
主なものは以下のとおりです。
・住民票
・北杜市議会議員当選証書
・市民税の支払い証明
・水道料金の支払い証明
・回覧板の表紙
・電気ご使用量のお知らせ
・LPガスの使用期間・使用量及び使用金額の証明について
・上下水道使用量のお知らせ
・平成29年度 主な活動
など

こうした資料を読み込んでみましたが、僕には藤原尚さんが増富に住んでいる、とは言い難い内容のものでした。

詳しい内容は、池田さんのブログも参照してください。
僕と違って(しっかりしろよ)とても分かりやすく整理されています。

その1
その2

藤原尚さんは委員会の中で一貫して
”節約をして”生活している、ということで増富で暮らしていることを主張しています。
しかし、僕にはその節約の不自然さが、居住実態を証明するどころか、
むしろ居住実態を示していない証明に見えて仕方がありませんでした。

【節約に対する不自然な答弁の数々】
1.水道使用量があまりにも少なすぎる
委員会の中で清水進さんが使っていたデータはこちらです。
藤原尚さんが委員会に提出した資料をもとに表とグラフ化がされています。
ちなみに、増富には住んでいませんが自宅から通いで増富に来ている近隣の方から
水道資料量が分かる資料を提示して頂いたので、こちらも合わせて表とグラフ化がされています。
※水道使用量は2ヶ月を合算して計算されています。




皆さんはこのグラフを見てどう判断されますか?
なんと、水道使用量が0㎥の月が8ヶ月もあります。
委員会の中で、0㎥以下の小数点は表示されない、という説明がありましたが、
実際は4ヶ月近くも連続して水を使わない期間があるのです。
その間、トイレやお風呂、手洗いや歯磨きはどうしていたのでしょうか?
そうした質問に対し、藤原尚さんはこう答弁していました。

「トイレは敷地内の畑で済ませている」
・・・・まぢで!?

いったいなぜ徹底して節約する必要があるのか理解に苦しみます。
そこまでしますかね、普通?
そもそも北杜市では2ヶ月で20㎥までの使用であれば基本料金以上の金額を支払う必要はないのですから、
そんなに切り詰めた節約をする明確な理由を知りたいです。
参考までに、僕の家は子どもが生まれて現在3人暮らしです。
なるべく節水を心がけていますが、基本使用量を超える月は今までほとんどありません。
繰り返しになりますが、そこまで徹底して水を節約する意味が僕には分かりません。
残念ながらなんとも信ぴょう性に欠ける答弁です。

2.コンビニやスーパーのお弁当は節約になる?
藤原尚さんは節約のために食事は韮崎の自宅で済ませたりコンビニやスーパーで済ませたりしている、
と答弁されています。
でも、節約するためならコンビニやスーパーで済ますよりも自炊する方が安く上がるんじゃないか
と僕は思います。
ましてや仮に糞尿を畑で済ませて野菜を育てているのならば尚更です。
(これもちゃんと完熟堆肥にしないと野菜作りに悪影響を及ぼすと思うのですが、、、)

3.凍結防止の怪
藤原尚さんが委員会に提出した資料をもとにした、電気使用量の表とグラフも掲載しておきます




藤原尚さんは、冬の間に水が凍らないようにするために電気を使用している、
だから冬場は電気使用量が上がるんだ、と答弁されていました。
ですが、先ほども書いたように水道の使用はほとんどありません。
もし仮に節約を徹底している、というのであれば
僕だったら凍結防止のために電気を使うのではなく、
水道の元栓を閉めて水が流れないようにして凍結を防ぎます。
と、いうか僕はそうしています。

4.高級車に乗るのは節約じゃないんじゃない?
藤原尚さんは徹底して節約を謳っていますが、
その割に高級車のヴェルファイアを移動用の車で使用されているそうです。
(新車で買うと500万円を超える仕様もあります)
ちなみに、ヴェルファイアの名義は藤原尚さんでなく奥さんのようです・・・
(これに関しても証明できる資料の提出はされませんでした)
これって節約なの???、、、うむむ。
ヴェルファイアとはこんな車です。


これらの状況を見ると、
節約しながら増富で暮らしている、という理由は後付けのような気がします。
それよりもお隣の韮崎市で暮らしていることの方が、
状況から判断すると整合性があるように僕は思えます。

他にも、藤原尚さんは韮崎と増富のそれぞれの自宅で二拠点暮らしをしていると主張していました。
家庭の事情で(これはプライバシーに関わることなのでここでは書きませんが)韮崎へ頻繁に帰り、
お孫さんの送迎などをする必要があった、と涙ながらに主張しています。
そうした事情があることはお気の毒だな、という思いもありますが、
この件と居住実態の議論は全くの別物です。

むしろ、そうした事情があって韮崎へ頻繁に行くのであれば、
それこそが韮崎に居住実態があるという証明になるのではないか
と、僕は傍聴していて感じました。

さらに、今日の委員会では
藤原尚さんと同じ集落に住む親戚の方の証言
(増富には住んでいないという証言)、
韮崎の自宅周辺に住む方の証言
(韮崎に住んでいるという証言)という、
非常に重要な証言も出てきました。
こうした証言に対しては、調査をして徹底的に調べるべきと考えます。

、、、が、そうしたことにはほとんど触れられずに何故か委員会での質疑は終結し、
採決がおこなわれてしまいました。うーん。
もっともっと聞くべきことはあったように僕は傍聴して思いました

採決に関して、起立採決ではなく記名での投票ではどうか、と加藤紀雄さんより提案がありました。
そうした意見が出された場合、ルールとして起立採決よりも記名の投票が優先されます。
なので、今回の委員会では”無記名での投票”となりました。


その投票の前には討論があり、
秋山俊和さんと千野秀一さんは議員資格がないことに”反対”
(つまり、藤原尚さんには議員資格がある、という主張)、
清水進さん、相吉正一さん、原堅志さんは議員資格がないことに”賛成”
(つまり、藤原尚さんには議員資格がない、という主張)
の討論をそれぞれされていました。

結果は議員資格がないことに”反対”4
議員資格がないことに”賛成”3
委員会の中では藤原尚さんが議員資格が”ある”とする、という結論になりました。
(委員長は票を投じることは出来ません)


この結論を受けて、今度は本会議で改めて採決をすることになります。
この件に関しては、議員の2/3以上の賛成をもって藤原尚さんの議員資格取り消しとなります。
賛成の数がそれ以下だと今まで通り藤原尚さんは北杜市議会議員の資格を有することになります。
議員一人ひとりがどういった決断を下すのか、
是非傍聴に足を運んで頂き結果を見て頂けたらと思います。
採決は6月28日(木)の最終日になります。

・電気使用量のあまりの少なさ
・水道使用量のあまりの少なさ
・ガス使用量のあまりの少なさ(ガスに関しては月々の使用量が分かる書類は提出されていません)
・韮崎の自宅で食事やお風呂、洗濯などを済ませて増富の自宅には寝るために帰っている
・議会事務局からのFAXは韮崎の自宅に送っていた
・増富では水洗トイレを使わず、わざわざ敷地内の畑で済ませている
・動議が出されて以降、増富で頻繁に藤原尚さんを見かけるようになった、との証言がある
・動議提出後の4月、5月の電気、水道、ガスの使用量が分かる資料の提出を求めたが却下される

これらの状況を判断して、藤原尚さんが増富に住んでいると声を大にして言えるのでしょうか?
僕は、これらの状況では増富に居住実態があるとは全くもって言えません
皆さんはどう思いますか?

繰り返しのご案内です。
この件の本会議での採決は6月28日(木)です。
是非傍聴にお越しください!

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